イタリア留学のリアルな体験談 ~ 留学準備編 2~ 持ち物・注意事項など

イタリア留学
この記事シリーズでは私(パンダ)のイタリア留学の準備期間 → イタリア入国 → イタリア移住 → 結婚 → 就職までの実体験をシェアします。8年以上イタリアに住んでいて直面した数々の問題とその解決方法なども赤裸々に紹介するので是非参考にしてみてください。
イタリアはとても魅力的な国です。しかし、日本人にとってのイタリア生活はそれほど甘くありません。もちろん、個人差はありますが、あまりにも日本とイタリアの文化・社会・国民性などが異なるため、イタリアに長期間に渡って来る日本人の多くがいくつもの壁に直面し、嫌になり気分がダウンしてしまったり、帰国してしまう方も多く見てきました。それでも、イタリアに滞在する期間はできるだけストレスフリーに過ごせるためにも、この記事シリーズ(イタリア留学!リアルな体験談~)をご活用ください。
また、この記事はこんな方にとっておきです!
  • イタリア留学を検討している人
  • イタリア留学のために下調べをしている人
  • 将来イタリアに留学したい人

イタリア留学の際の持ち物は人それぞれです。ですが、イタリアに来て「これ持ってくればよかった~」と公開しないためにも、ぜひこの記事を最後まで読んでくださいね!

この記事は「イタリア留学のリアルな体験談 ~ 留学準備編 1~ ビザの申請など」の続きです。

1 持ち物: イタリア留学に欠かせないもの

長期のイタリア滞在、楽しみですよね?

でも、滞在先は日本から遠く、文化・歴史・国民性・習慣などが大きく異なるイタリアです。自分が住みやすい環境を作れるよう、重要なものは必ず持っていきましょう。

お薬

持病をお持ちの方はもちろん、頭痛、生理痛、腹痛などの処方箋を必要としないものでも使いなれているものを使用した方が良いため、これらは持参した方がよいでしょう。特に海外の薬品は日本と比べて強いとも言われていたり、ただ単に体に合わないなどのケースがあるので念のため準備しておくことが望ましいですね。

日本食品

イタリアでは「イタリアンをいっぱい食べたい!」と思う人も多いですが、あまりパスタに慣れていない日本人にとっては毎日イタリアンは胃が持ちません。また、カルチャーショックが特にきつくなる最初の数カ月に立ち向かうためにも、身近な味を食することで心からリラックスできます。

なお、ミラノ・ローマ・フィレンツェ・ボローニャなど比較的に大きな都市では日本食品を入手しやすいですが、住む場所によっては、余り頻繁に日本食品ショップなどには行けないこともあります。また、日本食品を入手できたとしても、値段が食品によっては2~4倍はすることもあるため、日本から持ってきた方がお得です。

私は以下の食品を持ってきました。

  • ふりかけ
  • ほんだし
  • お菓子
  • のり(特に味付けのり)
  • お茶漬け
  • カレールー

基本的には消費期限の長い食べ物で国への持ち込みが禁止されていないものを選択しました。

便利グッズ

  • 変圧器 (イタリアの電圧期は220Vです!)
  • コンセプトプラグ
  • 筆記用具(日本の筆記用具は世界レベルでもトップです!)
  • Kindle・Koboなど
  • 折りたたみ傘

また、余裕があれば炊飯器も持ってこれればベストです!

日用品

  • クリーム・化粧品など(特に日焼け止めクリームは必須です。イタリアの日焼け止めクリームは結構オイリーなものが多いです)
  • コンタクトレンズ
  • 冷えピタ・カイロ
  • 髪の毛のスタイリング剤
  • 下着

書類

また、ビザの申請に提出した書類などは全てイタリアに持っていきましょう。特に、パスポートコピーなどはいろんな場所(学校、警察署、など)で求められるので数ページコピーしておいた方がよいでしょう。

2.持ってこなくても良かったもの・持ってきて後悔したもの

上記では、持ってきてよかったものを紹介しましたが、このセクションでは実際に持ってきて後悔したものについて紹介します。

2.1 服

私は最初にヨーロッパへ来た時には結構服をいっぱい持ってきました。しかし、これは経験上大間違であると今では言えます。主に以下の点が問題となります。

  • 日本のファッションとイタリアのファッションの違い:日本でお気に入りの服をずっと着ているとイタリアではちょっと浮いちゃいます。自身が好きなファッションを着るのも重要ですが、ファッションの最先端であるイタリアで自分に合った新しいスタイルを発見するにもいい機会ですので、余りにも多くの服を持ってくるより、必要最低限のものを持ってきて、後はイタリアで購入した方が良いです。
  • 引っ越しが大変:滞在期間中に数回引っ越しすることもあります。その際に物がありすぎると、結構大変ですので、物は可能な限り少なくした方が良いですよ。
  • 帰国:また、服が多すぎると帰国の際には捨てるか誰かにあげるのどちらかの選択になるかと思います。捨てるのは勿体ないし、誰かにあげるのも結構面倒です。お金と時間を無駄にしないためにも、やっぱり必要最低限の洋服のみを持った方が良いかもしれません。

2.2 本

本が好きな人は多いです。私も本は大好きですが、持ってくるには重すぎます。また、上記(2.1 服)でも説明したように、引っ越しで物が多いと大変ですし、帰国の際には本を捨てるが人にあげるかのどちらかとなってしまいます。

したがって、本が好きでも、旅行の際にはKindleやKoboなどを活用した方がよいでしょう。

(2~3冊だったら問題ないですが、なん十冊も持ってくるのは控えた方が良いかもしれません)

3.イタリア渡航前の再チェック

さて、荷造りができたら、渡航前には重要な点を再度チェックしましょう!

  • 大学・学校へ入国日に関してを報告
  • 航空会社へ連絡し、念のためフライトに変更がないかを確認
  • ホテル・寮などの滞在先にチェックインする日を再確認

イタリア人は結構おっちょこちょいですので、何事も再確認することは重要です。

また、現在(2022年2月)でもコロナ関連措置が適用されているため、大使館・航空会社に連絡しどのような措置が取られているのかを余裕を持って確認しましょう。

4.所持品・手荷物

また、手荷物を準備する際には忘れ物がないよう、確認しましょう。

特に以下の点が重要です。

  • パスポート(ビザ)
  • 航空チケット
  • ビザの申請に提出した書類すべて
  • 緊急連絡先の情報(友達、大使館、カード会社など)
    在イタリア日本大使館のサイトはこちら:https://www.it.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
  • クレジットカード(2枚以上はあった方がよいです)
  • キャッシュ(ユーロ)しかし、あまりの大金はNGです。法律上、最高で1万ユーロまでの現金が持ち込めます。
  • ホテルの予約確認
  • 海外旅行保険の保険証書
  • オフラインのマップ
  • スマートフォン・充電ケーブルなど。

なお、念のため重要なものは一つのバッグにまとめず、シークレットポーチなどを活用し可能な限り分けた方が良いです。

5.待ちに待ったイタリア入国!

さて、準備・再確認はすべてできましたか?

そしたら、次のステップは待ちに待ったイタリア旅行です!

このステップの詳細は次回の記事にまとめますので、ぜひチェックしてください。

 


 


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